アートセラピー&ヒプノセラピーサロン ・ リトリート (RETREAT)

アートセラピー・ヒプノセラピーを中心に、こころやメンタルケアのワークショップ・セッションを実施しています。

こんにちは!

7月に入り 「夏!」 という気候になってきました。

1日に1回ベランダの植物に水をあげているのですが、夏は植物が
ぐいぐい育つので、見ていて気持ち良いかぎり。

色のなかでも涼しさをもたらせてくれるのは「青」です。
私はこの季節、寝室のリネンや、お洋服、アクセサリーに「水色」を
積極的に使うようにしています。
体感温度をさげてくれるので、暑い夏にはぴったりの一色なのですね。



さて、遠方にお住まいのみなさまからセラピーのお問い合わせをいただく
ことがしばしばありまして、これまでは個別に、
「アートセラピーの郵送とメールでのセッション」 をご案内をさせていただいておりました。
 
本当にありがたいことです! ( ^_^ )

今後、正式なセッションメニューとしてサイト上からもご案内しようと考えています。
「郵送とメールでのアートセラピー」の詳細は近日中にアップいたしますので、
ご興味をお持ちのみなさま、どうぞご活用ください。


アートセラピーでは描いていただいた絵を拝見しながら、お話をさせて
いただきつつクライアントのみなさまの現状のさまざまな事がらに
ついて掘下げて、そのお話の内容からその場でセッション内容を
決めていくような感じで進めています。

「話す」という行為には、心にためていた感情などを吐き出す作用もありますし、
また、話をしていくうちに心中が整理されていくという作用もあります。

郵送とメールでのセッションの場合、直接お目にかかることができませんので、
「話す」という部分を「(メールを)書く」ことで代用していただきますが、「書く」と
いう行為にももちろん同様の感情解放や心の整理という効果が期待できます。

つまりは「書く」「話す」「描く」といった表現行為は、私たちの感情を健やかに
保つためにとても有効だということですね。

もちろんこれらに限らず、ありとあらゆる「表現」は、私たちの心にとても効くのです。
歌う、踊る、お料理をする、何かを作るetcetc...

自分にぴったりの表現をみつけて、楽しんでみてくださいね。





今週NHKで放映されていた「子ども虐待」という2時間番組をみました。

虐待をされた人、虐待をしてしまう人、それぞれの当事者をスタジオに呼んで
彼女たちの体験や現状、思いなどの「声」を聞くという番組内容です。

虐待というものは家庭という密室で起きることであるために、その経験が無い人に
とってはなかなかその実情を想像するのが難しいところがあります。
そしてその言葉が持つ強い響きから、虐待が起きるような家庭は特殊だと考え
られがちですが、番組でも言っていたように、どこからどこまでが虐待なのか
ということを時に判断するのがむずかしいぐらい、どこででも起こり得る事態
なのです。



虐待をされた人たちのコメントを聞いていて一様に感じたのは、どの人も
その痛々しい経験を自分の心の中で上手く完結できていないために、
今現在はもう虐げられる状況からは逃れていても、いまだに様々な後遺症的
苦しみを抱えているということ。

コメンテーター?としてスタジオにいた虐待に詳しい心理学系の先生(だった
と思います...)が言っていましたが、そういう人たちが今の状態から抜ける
ためにはもう一度、過去のつらかった出来事に対峙して、今もなお苦しいと
声をあげ続けている過去の自分に向き合う内容の治療が必要だということです。

これは本人にとってはとても辛い治療になります。
でも、私もこの先生の意見に同感です。


自分が体験した過去が辛ければ辛いほど、人間はその記憶を消したり、
感情を殺したり、そんなヒドイことはなかったと体験を書きかえたりして
自分自身の心を守ろうとします。

そうやって、無かったことにしたり、覚えていない、何も感じなかったんだ
と、体験から目をそむけることで心の痛みから逃れようとするのです。

けれども、頭では抹消したと思っているこれらの記憶やその時に抱いた感情、
傷といったものは、実は、心の中から消えることはありません。

この消えていない傷の手当をしない限り、葛藤が続いてしまうのです。

辛く恐ろしかった体験と、今また向き合う。

それはとても勇気のいることです。再体験をして、傷を治していくプロセスの
最中は、また過去に葬ったはずの悲しみや辛さに直面することになるからです。

でも、私はどんな人でもこのプロセスを乗り切るだけの強さを自分の中に
持っていると確信しています。

幼児期の辛い時代を乗り越えて来た人たちなら、なおのことです。
虐待という、ときに命を脅かされ、心を殺される幼少期の体験を乗り切って
きたのはやはりその人の心がもつ強さだと思います。

その強さを今、またもう一度ふるい立たせてみるのです。

大人になった自分が、今もまだ心の中で脅えている幼い自分を助けてあげるのです。





アンデルセンの「雪の女王」という童話がありましたね。

悪魔の作った鏡の欠片がカイという少年の目に刺さり、カイの性格は冷酷な
ものに一変してしまいます。そして雪の女王に連れ去られるカイ。
カイの仲良しだったゲルダという少女はカイを心配して彼を探す旅に出ます。

命をかけた旅の末、やっと雪の女王の庭にたどり着きカイを見つけたゲルダは
彼に走りよりますが心も体も凍らせてしまったカイはゲルダに目もくれません。

その悲しみにゲルダは涙をこぼしました。暖かいゲルダの涙のしずくが、
カイの手に落ちた時、カイは温かさを取り戻し元の優しいカイに戻るのです。


自分の心の中に凍ってしまったカイがいるのなら、彼を救えるのは自分自身です。


幼少期に虐待を受けて今もなお苦しんでいる人たちは、歪んだレンズの色眼鏡を
かけてしまったようなものです。
その眼鏡を通してみる世界は、だからいつも変に歪んでしまいます。

心を癒していくということは、一時的に辛い時間を乗り越えなければならないでしょう。
でも、歪んだレンズが目の前からはずされたとき、きっと幸せや安らぎ、自分への
愛情というものを取り戻すことができるはずなのです。




虐待というものは、親側の心の問題によって引き起こされる事態です。
子ども側の問題ではないのですね。

この番組では、虐待をしてしまう母親の方々も登場していましたが、
いずれも「やめとうと思うけれども、手を出してしまう」自分の行動に大変葛藤していました。

キャスターが「どうして止めようと思うのにやってしまうんですかね?」と
聞いていましたが、なんとまぁ答えづらい質問でしょうか...

頭では止めようと思ってもやめられない。それはアルコールなどの各種依存症にも
共通していることだと思うのですが、頭と心(行動)が分離しているがために起きる
問題のキーは、いつも潜在意識内にあるはずです。
でも、潜在意識内の状態は本人にも分からないのですね。

簡単に表現をしてしまうと、本人にも分からないところにある「なにか」が、本人が
取りたくもない行動を起こさせている、ということなんですね。

ですから、潜在意識レベルでどのような問題を抱えているのかというところから
見つめていくことが必要になると私は思うのです。


でもそれよりもまずは、周りに「自分の話(思い)を聞いてくれる」誰か、相談
できる誰かを確保するということも、虐待をエスカレートさせないために大切ですね。
このような行為は、どうしても放置しておくとエスカレートしてしまいますから。

家族であればそれにこしたことはないのですが、色々と難しければ、区や市などの
公の場からも、サポートをしてくれる組織などを紹介してもらえるかもしれません。
とにかく、自分だけでどうにかしようとは思わないことが肝心ですね。

恥ずかしいこと、顔向けできないことなどと思う必要はまったくありません。
自分が問題を抱えていると思ったら、それを解決していくことが自分自身のために
そしてその周囲の大切な人たちのためにとても重要で意味の大きなことなのだと
しっかり自覚してみてください。完璧な人間なんてこの世にはいないのですから、
自分を責めてしまう気持ちを、治そうという意欲に変えていってみてくださいね。

虐待に限らずではありますが、複雑になり肥大化してしまった問題というものは
からまった糸のようなものでもありますから、糸のからまりが複雑であればある
ほど、誰かの助けを借りながらほといていくのがスムーズなのです。


そんなことを色々、改めて感じさせられた2時間の番組でした。

一人でも多くの人たちが、乗り越えられるといいなぁ...と。


ランプ
人間関係は難しいですね。

特に、人生最初の人間関係の相手となる「親」にコテンパにやられた人生を
生きる人たちにとっては、人間関係というものがきついハードルになる確立が
高くなります。

幼少期に適切な愛を適切な分量だけ与えられないと、大人になっても自分の
心のコップをどうやって愛で満たしていいのかよく分からなくなる場合があります。

そして自分自身と良い関係を結べなければ、自分以外の人たちとの関係も
それを映しだしてしまう...



人は時に酷な存在にもなります。でも...人を癒すのもまた人。

人間間の葛藤によって傷ついた心は、人間間の愛あるつながりによって癒される。

あらためてそう感じるこの頃でした。



「捨てる神あれば拾う神あり」っていう言葉が好きです。

世の中には色々な人がいて、誰かの助けが欲しい時に助けてもらえなくても、
他の人に助けてもらえることもある。見捨てる神もいれば、救う神もいる。
そんな意味ですね。今、苦境にあったとしても、拾う神の存在を信じて...




明日はもう7月ですね!
7月13日(日)にアートセラピーのワークショップを実施します。

ご自分の心を静かに見つめるきっかけにしていただけるような内容で開催
しますので、ご興味ありましたらご参加ください。

ワークショップの詳細はこちらにて



そして「ラクに夢を叶えよう!」という、スピリチュアルかつ実践的な
心に効くコラムで多くの人たちに感動を与えているキトリカさんが
私のサロンにてアートセラピーを受けてくださり、その詳細なご感想を
サイトにアップしてくれています。

アートセラピーってこんななんだ。。。と感じていただくのに最適な
内容ですので、ここに↓ご紹介させていただきます。(*^_^*)

よろしければご一読ください。


楽しいお絵かき☆アートセラピー体験(上)

楽しいお絵かき☆アートセラピー体験(下)